石川暢子の25年の軌跡を集大成した作品展は、1996年3月、赤坂草月ギャラリーを皮切りに、京都文化博物館、出身地の静岡女性総合センターなどで開催され、好評のため翌年まで全国24箇所を巡回しました。
古代ギリシャから中世ヨーロッパ、飛鳥から江戸へと、時の流れと東西の文化を座標軸に時空を超え自在に遊び、新たなる美を求めて独創的に詩いあげるイマジネーションの、絢爛たる美の世界を紡ぎ出しました25年間の創作に、新たな提案も加えた記念すべき個展を展開しました。